子供を連れてなるべく毎年海外旅行に出かけていますが、航空券にホテル代、旅先での食事代、自分への買い物にお土産と結構大きな出費となります。
年に何回も海外に行くわけではないし、しっかりリフレッシュするためにも必要経費だと考えて、あまりここを節約しようということは考えていませんでしたが、もっと少ない費用で行けるのならそのお金を他の楽しいことに使えます。
「陸マイラー」との出会い
「陸マイラー」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?僕は何となく聞いたことがありましたが、マイルを貯めているわけでもないし使い道もいまいちわかってなかったので、全く興味を持つことはありませんでした。
でも、偶然友人が陸マイラーとしてマイルを貯めていて、そのマイルで海外航空券を発行できること。そして簡単に大量のマイルが貯まるので実質無料で国際航空券を発行できることを教えてくれました。さらに驚くべきことに、それはエコノミークラスの航空券ではなく、普通に購入すれば高額なビジネスクラスの航空券を発行できるほど貯まると言うのです。ほとんどお金がかからずに大人2人が毎年ビジネスクラスでハワイに行けるということを聞き、ついに僕も陸マイラーデビューをしました!
ANA?それともJAL?

photo credit: Hyougushi Osaka International Airport (ITM/RJOO) via photopin (license)
基本的にはANAかJALのマイルを貯めることになります。他のマイルも貯めることはできますが、ベースはこの2社のどちらかという方が大半でしょう。これは好みだったり、よく乗る路線が一方の航空会社しかないなどで決まる場合もあるかもしれません。お好きな方を選べば良いですし、人によっては両方のマイルを貯めている(両方どころか海外の航空会社のマイルも!)場合もあります。ただ、その分マイルが分散してしまいますので、まずはどちらか1社に絞って貯めていくのが効率的なやり方になります。
マイルを貯める方法

では実際に何をすればマイルが貯まるのでしょうか。
一般的なマイルの貯め方といえば、飛行機に乗ることでマイルを貯める方法があります。また、航空会社のクレジットカードを利用することで、請求金額の1%程度をマイルとして貯めるという方法もあります。
しかし、この方法では特典航空券を発行するのに数百万円、数千万円分の支払いが必要になってしまいます。
そこで必要となるのがポイントサイト。ポイントサイトのポイントを貯めて、それをマイルに交換することで貯めていきます。
実際に始めるにはこちらの記事を参考にしてください。
なぜマイルなのか?
ポイントサイトのポイントの交換先はマイルだけではなく、Amazonのギフト券だったり楽天のポイントだったりと他の使い勝手の良いものに交換できます。
ではなぜ「陸マイラー」という言葉が生まれるほどマイルに交換する人が多いのでしょうか。
それは、マイルに交換した場合の価値の高さにあります。
例えばANAのマイルを使って東京-ハワイ間のビジネスクラスの特典航空券を発行した場合を考えてみましょう。

大人1人分に必要なマイルは65,000マイル(現在のマイル数が少ないのは気にしないでください笑。海外旅行で大量に消費しました。。。)
ANAのマイルは2018年10月時点で現金にした場合の81%分のマイルに交換が可能ですので(理由は別記事で)、65,000マイルというのは現金約80300円分のポイントをマイルに交換することで手に入ります。
では、同じ航空券を現金で購入するといくらかかるのか確認してみましょう。

比較を簡単にするために燃油特別付加料金等を除くと20万円。1マイル当たり約3.1円という価値で使えています。実際には現金80300円にも交換可能でしたので、1マイルの価値は少し下がりますが、そもそも選んだ時期が中途半端で航空券の現金価格が安いためこれでも1マイルの価値は低めに算出されています。
そして、基本的にマイルの価値はグレードの高い座席ほど上がる傾向があります。
僕の目標はファーストクラスでニューヨークに行って年末年始のカウントダウンに参加することなのですが、一体どのくらいマイルが必要か確認してみます。

大人1人がファーストクラスに乗って165,000マイル。思ったより多くありません。

同じ航空券を現金で購入すると1,255,000円。予想通り100万円オーバーです。
1マイルの価値は約7.6円に跳ね上がります。
ポイントは現金という形でも受け取れるのに、マイルに交換する人が多いのも納得していただけたかと思います。マイルを貯め始めるだけで、今まで経験できなかったような優雅な旅だったり、頻繁に海外や国内旅行に出かけたりといったことがほとんどお金をかけずにできるようになります。
そんなに簡単にポイントって貯まるの?

photo credit: NicestGuyEver Rainbow over Diamond Head. via photopin (license)
貯まります。具体的にどのくらいポイントが貯まるかと言うと、効率的に貯められるのは月18,000マイル。年間で216,000マイルがまで貯めることが可能です。大人2人でビジネスクラスでハワイに行くのに必要なマイルが130,000マイルですので、余裕で毎年ハワイに行けてしまいます。
また先ほど例に挙げた、ファーストクラスでニューヨークに行く旅が165,000マイルですので100万円以上の価値のフライトに毎年乗ることが可能となります。そしてこのマイルを貯めるのに実際にかかるお金はほとんどありません。
初めてこの話を聞くと、そんなうまい話があるのかと疑いたくなってしまうのですが実際にこのようにマイルを貯めてほとんどお金をかけずにリッチな旅行をしている方はたくさんいます。だからこそ、「陸マイラー」という言葉がここまで広まったのです。
生活を一変させる力のある陸マイラー活動
僕も子供と一緒にいろいろな場所にお出かけしてきましたが、陸マイラー活動を始めてからお出かけの頻度や行き先の幅が一気に上がりました。
きちんとポイント貯めようと思うとクレジットカードや案件の管理など少し面倒な面もありますが、僕はもともと収集するのが好きなのもあってそれも含めてゲームのような感覚で楽しんでしまっています。陸マイラー活動は、ただポイントを貯めるだけでなく航空会社の上級会員になるためのクリアすべき条件があったりと、それこそゲームのように次々とクリアすべき課題が現れます。ゲーム性と言う意味では、Pokémon GOをするのも陸マイラー活動するのも同じようなものなのかもしれません。
楽しみながら陸マイラー活動ができそうだと思う方は、ぜひ始めてみることをお勧めします。簡単に始められることですが、今までの生活を全く変えてしまうような魅力のある活動ですので、ぜひ一緒に楽しみましょう。
コメントを残す