こんにちは!
2019年3月より埼玉県飯能市にオープンした「ムーミンバレーパーク」。
どっか出かけようか?という話になると、ちょくちょく候補として挙がるものの、
・ムーミンのことよく知らない(そもそも何なの?カバじゃないんだっけ?)
・場所が飯能
・そこそこお金かかるっぽい
などの理由でなんとなく行かないままになっていました。おそらく同じような理由で行っていない方も多いのではないかと思います。
飯能に行くのに少し時間がかかるといっても、所詮は同じ関東圏の場所です。関東圏以外に住む人のハードルに比べればはるかに低いので、せっかくそこそこ近くに住むメリットを生かして行ってみることにしました。
行ってみると、全く知らなかったムーミンの世界観に触れることができ、ムーミンに興味が湧いてきました。まだ行ったことのない方のために少しでも参考になるレビューができればと思います。
車で行くか、電車で行くか。そこが問題だ。
飯能という立地なため、電車で行きたい方と車で行きたい方が両方ともそれなりにいる場所なのではないでしょうか。
電車では、池袋から特急レッドアロー号で40分と比較的短時間でつきますが、それはあくまで飯能駅までの話。そこからバスで10分程度さらにかかります。バスもそこまで本数が多いわけではないので待ち時間も考慮しないといけません。
では車で行くか、となるかもしれませんが駐車場もなかなかに曲者。
まず、お得に停めるには事前に予約が必要。予約時間帯にもよりますが、前日までに予約すれば2500円(平日は1500円)。お得といっても駐車場にこの価格はかなり高額です。当日予約では13時以降は少し安くなります。しかし予約無しでは30分でいくらというような時間制になってしまいます。上限が土日祝日で3000円と予約に比べ少し割高程度ではありますが、3時間で上限に達してしまうので基本的には上限を払う必要があるかと思います。
ただ、パーク内には入らずに楽しむこともできるので、時間制があるのは良心的なのかもしれません。
https://ticket.metsa-hanno.com/
期間限定イベントが映える

後ほどパーク内の写真もご紹介しますが、とにかく写真を撮りたくなるポイントが多いのがここの特徴。
この期間限定の「アンブレラスカイ」もその一つ。簡単に綺麗な写真が撮れてしまいます。これは2019年の夏限定のイベントですが、おそらく同様なイベントが今後も開催されていくでしょう。
パークに入らなくても楽しめるメッツァビレッジ


入園料のかかるムーミンビレッジパークに入る前にも、いくつかのショップと宮沢湖が望める綺麗な広場があります。


綺麗な建物と木々の緑、そして湖とすでに北欧要素満載でどこを撮っても綺麗です。

ムーミンの世界の入り口に足を踏み入れた感じ。湖の向こうにはムーミンバレーパーク内の灯台が見えます。

メッツァビレッジ・マーケット棟1階にある「ビオキアスムージー」。北欧で無農薬栽培されたベリーを使用するスムージー店なんだとか。

ビルベリースムージー680円を購入。濃厚でかつ程よい酸味がとても美味しい。

スタバも北欧感満載。ここはワークショップを行っているので参加されてもよいかもしれません。限定アイテムのようなものは販売してないとのこと。あればめっちゃ売れそうですけどね。
いざムーミンバレーパークへ

メッツァビレッジを抜けて進んでいくとパークの入り口があります。
そこまで混んでないのでチケットは当日購入でも全然問題なさそう。駐車場の予約と同時にウェブで事前購入も可能ではあります。僕らはウェブで事前購入していきました。
結構調べましたが、基本的には安く購入する方法は無さそうです。
https://ticket.metsa-hanno.com/
待ち時間ほぼなし
開園時間とほぼ同時くらいに到着したのですが、待ち時間はほぼありませんでした。
そこから徐々に人が増えてきたので、おそらく少し待つ場合もあるかもしれません。
ただ、それでもアトラクションを待ったりもしていませんでしたので、1日を通してあまり待つことはなさそうです。
日曜日にそんな様子なので、他の曜日でもほぼ問題ないでしょう。
チケットの価格はそれなり。アトラクションは別料金。
チケットは大人1500円とそこまで高いわけではありません。ただし、これはあくまで入園料。アトラクションは別料金です。お金が必要なアトラクションはたくさんあるわけではないですが、一つ1000円くらいするものもあるので、いくつか乗ると入園料を超える金額がかかってしまいます。
別料金のアトラクションはこちら
・ムーミン屋敷ツアー ¥1,000 (3歳以下無料)
・海のオーケストラ号 ¥1,000 (3歳以下無料)
・リトルミイのプレイスポット ¥700 (3歳以下無料)
・飛行おにのジップラインアドベンチャー ¥1,500
別料金のアトラクションは先ほど言った通りそれほど多くはありません。しかし、全部楽しもうとすると入園料含めて5000円を超える金額になってしまうことを思うと、少し躊躇してしまうのも事実。これはチケットが必要な有料アトラクションですが、この他にもアーケードゲームのような一回500円の有料スポットもあります。
有料以外のスポットも十分楽しめるので、どこまでお金を使うかは人それぞれだと思います。


個人的には海のオーケストラはオススメしたいところ。
ジップラインもやりたかったですが、息子が嫌がったので泣く泣く断念しました。
食事も結構お高め!でも写真映えは十分
食事を含め、カフェなど基本的に全て値段設定が高めです。僕らはランチはパーク外のメッツァバレーで食べることにしました。

宮沢湖のほとりで食べるランチはそれだけで格別です。パーク内には持ち込めないので、僕らは朝一からパークに入り、遊び終わってから少し遅めのランチにしました(再入場も可)。
カウッパ&カハヴィラでひと休み

食事は外で食べることにした分、カフェで好きなものを頼もうと決めていました。
ここは「コケムス」という体験型の展示場の2階にあるカフェ。北欧の製品やムーミングッズを扱うセレクトショップとカフェが併設されたお店です。


真っ白な店内が特徴的で、ムーミンの世界の雪景色をイメージしたそう。
ちなみに1階には「ムーミン谷の食堂」というレストランが入っています。

レストランのメニューはこんな感じ。パーク内での食事ならここが第一選択になると思います。


ここの食事もそうなのですが、僕らが行ったカフェのスイーツやドリンクもいちいち写真映えします。
味も見た目も満足でした。
最強写真スポットの「コケムス」でムーミンの世界観を堪能

カフェでひと休みしたあとは、そのまま同じ施設内の3階まで上がりムーミンの展示を楽しみます。


ここは写真を撮りたくなるスポット満載で、SNSが浸透している時代を反映したような作りになっています。

ただ、写真映えを狙っただけの展示ではなく、ムーミンについてはもちろん、その作者トーベ・ヤンソンの人生までを含めた展示なっており、ムーミンの世界観を堪能することができます。
恥ずかしながらムーミンについて全く知らずに訪れましたが、この展示を通してムーミンについて深く知りたいと思うようになりました。
ムーミンはただのアニメではなく、芸術性や哲学性を含んだ、すごく懐の深い作品なんだという気持ちになりました。

こんな哲学的な言葉が展示場のいたるところに記されています。
個人的にはパーク内で1番のオススメスポットです。
せっかくムーミンに興味を持ったので、これらの本を読み始めました。
息子たちはツリーハウスに大興奮

「おさびし山エリア」にある「ヘムレンさんの遊園地」にはツリーハウスがあります。小説『ムーミン谷の仲間たち』に登場する「ヘムレンさん」をモチーフにしたそう。

本格的なツリーハウスに子供たちも大興奮。かなりの時間をここで過ごしました。

子供が満足できるスポットがあることはとてもありがたいですね。
ここのおさびし山エリアにはジップラインもあります。宮沢湖を超えるようなルートで、とても気持ち良さそうでした。息子たちが嫌がらなければ是非やってみたかったところ。
スナフキンは大人気
「ムーミン谷エリア」にある「エンマの劇場」。ここでは、ムーミンとその仲間たちによるショーが行われます。
基本的には1日3回(季節や天候により時間の変更や中止の場合あり)。無料ですが、先着順になります。
まあ広場でやっているので、横の方からでも見えないこともないです。

ここで感じたのは、とにかくスナフキンが大人気!
後からネットで知ったのですが、どうやらスナフキン役の方がカッコいいと話題になっているよう。
ちゃんとみていないのでわからないですが、確かに僕のような知らない人にとっては異常な盛り上がり方をしていましたw
使った合計金額を計算
入園料だけでなく結局いくらかかったのかを計算してみました。
大人2人、子供2人(子供の一人は3歳なので基本的には無料)
入園料 4000円(大人2、子供1)
駐車場 2500円
海のオーケストラ号 3000円
カウッパ&カハヴィラ 2000円
スムージー 650円
お土産 2000円
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合計 14150円
外で購入した昼食は計算に入っていないので、昼食もパーク内で食べる場合はここに昼食代も加わります。
結構いい値段しますが、見た目にもとても楽しめる食事なのでせっかくきたからには奮発して楽しめばもっと幸せになる気がします。
ムーミンの世界のことをもっと知りたくなった

ムーミンバレーパークに行ってみて、ムーミンに興味が湧きました。
僕の中でムーミンは、単なる子供向けのキャラクターの位置付けでした。
でもムーミンの世界はとても懐が深く、芸術であり、哲学的であり、ムーミンの世界から学べることは多いように感じました。
せっかくムーミンの世界観を体験し、少しでも心が動いた経験をしたのだから、この出会いを生かそうと先ほど紹介したムーミンの本を読み始めました。
ほんの少しだけでも世界が広がるような、そんな体験にできたらなと思います。
大人も子供も楽しめるムーミンバレーパーク。皆さんも是非訪れてみてはいかがでしょうか?
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